コンセプト
コンセプトイメージ図

手漉き和紙に惹かれ作品制作を続けていくうちに和紙の良さがなかなか伝わりにくいと思うようになりました。出会う職人さんは本当に手間をかけて和紙を漉きあげていく。けれど和紙は無口で話しべたのところがあり、紙一枚置かれていてもそれをどう使えば良いのか。綺麗な和紙に見とれて買ってもついそのままにしてしまう。 ほんの少し手を加えることで、和紙は機能的なものになります。 そして自然素材の和紙を身の回りに置くことで、無機質ではない空間が広がります。 身に着けることで、肌に優しいものになります。原料を育てる人、それを処理する人、和紙を漉く人。シンプルな一枚の和紙が出来るまでに多くの工程があり、人の手間がかかっています。それを使う人の事を考えながらつくった作品はシンプルに仕上がり、使っていくうちに自然と生活空間に溶け込んでいきます。作品はアート作品、アクセサリー、ホルダー、バッグ、ステーショナリー、テーブルウェアなど。「暮らしの中の和紙のかたち」を視点に様々なものが生まれてきました。そしてハンドメイドを楽しむオリジナルキットもようやくご用意ができました。注文制作はご要望をお聞きして、出来そうなものをお受けしています。長い時間をかけて伝わった和紙を皆様と共に今の時代のかたちに置き換えていこうと思います。そして使うことで素晴らしい和紙が次の世代につながって欲しいと心より願っています。